「ビデオ編集工房 宙」では、
お客様がお撮りになった動画に プロの技 を駆使して 編集を施し、ご納得の 感動動画作品 に仕上げる動画編集 サービスの他、 多彩なサービスメニュー やコースをご提供しています。
カッコいい動画撮影する為 原理や理論をちょっとだけ覚えましょう
動画撮影の基本は、明るさ(絞り)・被写体の動きの速さ(シャッタースピード)・ 被写体の色合い(ホワイトバランス)です。
ここでは、次の項目でマスターするマニュアル撮影の手法を身につける為、 ちょっと回り道ですが、撮影の理論を勉強して、少しでもプロの技に近づけるよう、 準備をしておきます
もくじ
1)露出
- 動画撮影するためには、CCDやCMOSなどの撮像素子に適切な光量を照射する必要があります。その光量を露出といいます。
- 露出は、絞り・シャッタースピード・ISO感度の3要素の組み合わせで決まります。
- 値の変化は、光量の2倍・1/2倍の変化が1単位となります。
2)絞り
- 絞りとは、レンズを通る光の量を調整するために、光を遮ってその一部だけ光を通すようにした仕掛けです
- ビデオカメラの場合も、撮像素子が受光によって発生する電荷が飽和 して、撮影できなくならないように、絞りで調整します
- 絞りの調整値はF値で表現され、F値を約1.4倍すると入光量は1/2になり、 F値を1/約1.4にすると入光量は2倍になります
- 入光量を1/2倍とするよう絞りを調整することを「一段絞る」という言い方をすることがあります。
3)感度
- ビデオカメラで言う感度とは、光の強さに対する撮像素子の反応の強さを云います
- 感度はフィルムと同じで、100・200・400などのISO感度で表現します
- 高い感度程、大きい絞り・短いシャッタースピードでも同じ光量が得られますが、画質は荒れます
4)光量を決める要素
- 適切な光量を決める要素は、絞りとシャッタースピードです
- 絞りを開くと、沢山の光が通り、短時間(シャッタースピードを短く)で適切な光量が得られます
- 逆に、レンズを通る光が半分になるように絞ると、露光時間は(シャッタースピード)は2倍必要です
- 撮像素子が受ける適切な光量を決めるもう一つの要素は、被写体の明るさです
- 被写体の明るさも考慮して、適切な光量を決める為の、絞りとシャッタースピードの関係は、 絞りを一段開けたら、シャッタースピードを一段速く、と言う関係になります
5)焦点距離
- レンズの焦点距離とは、平行な光がレンズによって集まるまでの距離を云います
- 一般に焦点距離が短いほど像が小さくなり、長い程像の大きさが大きくなります
- 従って焦点距離が小さいほど「広角」(広い範囲が写る。画角が広い。)となり、
- 焦点距離が大きいほど「望遠」(遠くの物を大きく写せる。画角が狭い。)となります。
6)絞りのもう一つの役目(被写界深度)
- 被写界深度とは、ピントが合ってるように見える範囲(距離)の事を云います
- 範囲が広いと被写界深度が深い、狭いと浅いと言います
- 被写界深度は、絞りをあける(F値を小さく)・焦点距離を長く(望遠)するほど 浅くなります(背景がぼける)、当然同じ光量を得るには、シャッタースピードは速くなります
- 逆に、絞りを絞る(F値を大きく)し、焦点距離を短く(広角)すれば、被写界深度は深くなり(被写体にも背景にもピントが合う)、 シャッタースピードは遅くする必要があります
7)シャッタースピードのもう一つの役目
- もう一つの主要な役目は、被写体の動きの速さに合わせる事にあります
- 例えばゴルフのスウィングのように、速い動きを正確に見たい場合は、シャッタースピードを短めに設定します
- 逆に、動きの速いものを静止画と同じように、わざとブラせて動きを表現したい場合は、シャッタースピードを長めに設定します
- もう一つ、蛍光灯など電源の周波数によるフリッカ(ちらつき)のある光源下で撮影する時は、周波数の逆数の整数倍になるように、シャッタースピード を設定すると、撮影した動画にちらつきが現れません
8)色温度
- 昼間の太陽の光は白色光なので、白いものは白く感じます
- 日陰に入ると光は青っぽくなり、逆に夕方になると光は赤っぽくなります
- それでも人間の目は、超高速ホワイトバランス機能を持っているので、白っぽい物は白く見えるように出来ています
- しかし、ビデオカメラは人間のような順応性がないので、周囲や被写体の色温度が 変化するにつれて、白いものでも青っぽく映ったり、赤っぽく映ったりします
- 色温度とは完全黒体と考えられている、炭素を燃やす時に生じる色を その時の燃焼温度を表現したもので、絶対温度で表します
- 色温度と様々な照明の関係はおおよそ下の図のとおりです
9)ホワイトバランス
- ホワイトバランスとは、撮影現場の照明の下で、「白」を白とカメラに認識させる機能を云います
- 一般的に、色温度が低い(赤に近い)程、色の差が大きいので、白熱灯などの色温度が低い照明での撮影では、ミスに気を付けます
- カメラに入射する光の色温度と、被写体の色温度の違いにも注意する必要があります
- 例えば、外光が入る体育館で、体育館の照明に合わせて色温度の低い屋内モードで撮影すると、外光が当たってる被写体は青っぽく映ってしまいます
- 下の写真は、曇天下で「屋外モード」と、「屋内モード」で撮ったものですが、屋内モードだと、本来緑の葉っぱが青っぽく映っています
屋外モードで撮りました
このような手順で動画編集を承っています
お客様から実際に動画編集を承ったら、次のような手順で、お客様とのやり取りを繰り返しながら、編集作業をやらせて頂いています。
お薦めページ
menue
お客様からのお問い合わせを頂いた時から、動画作品を納品するまでの流れをご紹介いたします。
お客様からのお問い合わせを頂いた時から、動画作品を納品するまでの流れをご紹介いたします
お客様からのお問い合わせを頂いた時から、動画作品を納品するまでの流れをご紹介いたします
レンズフード
レンズフードとは、レンズに余計な光が入ってフレアが発生するのを防ぐためのアクセサリーのことをいいます。 プラスチック製や金属製の、筒状や円錐状をしたもので、レンズの前に装着します。 レンズフードはできるだけ利用し、フレアをカットして美しい写真を撮影しましょう。
ホームページへの誘い
「ビデオ編集工房 宙」はお客様の想いを大切に、お撮りになった動画や写真などを、「何度でも見たい」ムービー作品に 仕上げるお手伝いをさせて頂いている動画編集業者です。 ビデオ編集に関する事でしたら、何なりとお気軽にお電話やメール等で、ご相談下さい。
ホームページで、多彩なサービスメニューや、当工房の強みなどをご覧になってください。